骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症の検査について

骨粗鬆症の検査について

骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がないまま進行する疾患であるため、症状が出る前に検査を受けることにこそ意味があります。

堺市堺区の三国ヶ丘まんだい整形外科では、骨粗鬆症の診断に適したDXA法の骨密度測定装置を導入しています。検査で偶然骨密度の低下に気づき、骨折を未然に防ぐことができたケースもあります。検査自体は数分で終わり、痛みもありませんので、気になった時が受診のタイミングです。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

骨密度検査(DXA法)

DXA法とは?

DXA法(DEXA法)は、微量のX線を用いて骨の密度を数値として計測する検査です。骨粗鬆症の診断における標準的な検査方法として、診療ガイドラインでも推奨されています。

測定部位

腰椎(背骨の腰の部分)と大腿骨近位部(太ももの付け根)の2箇所で骨密度を測定しています。この二つの部位は骨粗鬆症による骨折が特に起こりやすい場所であり、全身の骨折リスクを正確に評価するために重要な測定ポイントだからです。

検査の流れ

検査は着衣のまま仰向けに横たわっていただくだけで完了します。所要時間は数分程度で、痛みはありません。X線の被ばく量もごくわずかですので、体への負担を心配される必要はほとんどありません。

簡易検査との違い

自治体の検診や健康診断では、手首や踵(かかと)の骨で測定する簡易的な方法が用いられることがあります。簡易検査は迅速な測定が可能なため、スクリーニング(ふるい分け)としては有用ですが、腰椎・大腿骨での測定と比べると精度がやや落ちます。簡易検査で「正常」と判定された方でも、精密検査であるDXA法で骨密度の低下が見つかることがありますので、リスク因子をお持ちの方は一度、DXA法での精密検査を受けられることおすすめします。

※骨粗鬆症の原因・リスクについては「骨粗鬆症の原因と症状」ページをご覧ください

DXA法以外の検査方法

血液検査・尿検査(骨代謝マーカー)

血液や尿に含まれる骨代謝マーカーを分析することで、骨が壊されるスピード(骨吸収マーカー)と骨がつくられるスピード(骨形成マーカー)を調べる検査です。骨密度検査が「今の骨の量」を測るのに対して、骨代謝マーカーは「骨が今どのくらいのスピードで変化しているか」を調べる検査と言えます。

この検査により、骨密度の低下が今後も進行しやすい状態にあるかどうかを判断する手がかりが得られます。また、治療を開始した後には、その効果を確認するためにも用います。

レントゲン検査

レントゲン撮影では、骨の全体的な状態や変形の有無を確認します。特に背骨のレントゲンは、痛みを伴わずに起きている脊椎の圧迫骨折を発見するために重要な検査です。ご自身では気づいていなかった圧迫骨折がレントゲンで見つかることも珍しくありません。

骨密度検査を受けるタイミング

繰り返しになりますが、骨粗鬆症は進行に伴う症状がありません。以下に当てはまる方は、骨粗鬆症のリスクがありますので、一度骨の状態を調べておくと良いでしょう。

  • 閉経を迎えた女性
  • 65歳以上の方
  • ご家族に骨粗鬆症や骨折歴のある方がいる
  • 過去に軽い衝撃で骨折した経験がある
  • ステロイド薬を長期間使用している
  • 関節リウマチや糖尿病などの持病がある
  • 身長が縮んだ、背中が丸くなったと感じる
  • 健康診断の簡易検査で骨密度の低下を指摘された
  • など

定期検査の大切さ

骨粗鬆症の治療中の方にとっても、定期的な検査の継続は欠かせません。当院では骨密度や骨代謝マーカーの推移を追いながら治療の効果を確認して、必要に応じて治療方針を見直しています。検査と治療を組み合わせて長く続けていくことが、骨折を防ぐための確かな一歩となります。